降るはずのない 雨が香る 慌てて探ったバッグの底に 黄緑色の小さな折り畳み傘 流行にもゴシップにも 興味のなかった君の 数少ないお気に入り 忘れてるぐらいの重みが あたしを楽にする そんなこと言ってたっけな 傘にもなれず 恋人にもなれず 旅すらしなか…
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