翌日は 昼からの勤務 少し早めに家を出た 受けたバトンは さっさと手放すに限る 通りを10歩と進まぬうちに ひそやかなため息3度 まるで自分の鼓動にも似て くっきりと 託す相手をしっかり見定め 「好きに使いなさいな」 その人の手に 小さな包みを握らせ 風…
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