猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

2020-02-01から1日間の記事一覧

孤独は透明である

哀しいのか さびしいのか 情けないのかは わからなかったが 孤独に近づいているのは 慥かであった 孤独はそのどれでもあるようで 孤独はそのどれでもないようで 舌の上にのぼるうちは おおよそ真の孤独ではないのである 殻を捨て膜を破り 分子の奥深く眠るよ…