黄身色の陽がぽかりと浮かび 野菜室のパプリカを 僕はまた思った 黄身色の陽がだらりと崩れ 冷凍庫の刻みねぎを 僕は羨ましいとまた思った 黄身色の陽が雲に隠れ ことん、ことん 体が四角く転がるのを 僕は嘆きもせず まだそのままでいた
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