ぼくはささやかに拗ねていた あれほど急いだのに 夜のあの瞬間の角っこに いちばんのりできなくて 光がするりと身をかわす 花冷えを独り占めしたいわけでも 闇を抱きたいわけでもないけれど ぼくはささやかに拗ねていた あれほど急いだのに 朝のあの瞬間の真…
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