ふるふると 心凍ゆる午前四時 まどろみてなほ 眠るまじきに
乳白インクを夜に浮かべて あたしは猫をさそいだす 待ってましたと伸びをして 灰色毛玉が喉鳴らす 春は浅く風は甘く 猫の足でも 時の速さに追いつかない 乳白インクを夜に浮かべて あたしは猫をさそいだす 待ってましたと伸びをして 灰色毛玉が喉鳴らす
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