朝靄に昨夜の遠雷が溶けて 幾筋もの命と宇宙がつながるものだから きみを失ったことも 涙を枯らしたことも とりあえず横に置いて クッションに顔をうずめたんだ 金木犀の香りはずっとかすかになって 幾重もの次元を通り抜けるものだから きみが遺したものも …
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