網目模様の夏が暮れる くるぶしまで染まった濃緑の 日々が薄れていく 見上げても うつむいても 心に降る澱の速度はさして変わらず ひたすらに 次の季節を呼吸しようと足掻いている 網目模様の夏が暮れる 手首まで染まった深緋の 日々がとろけていく
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。