猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

2017-10-27から1日間の記事一覧

きみを想わない日がきたとしたら

明け方 飲み干したように 雨は上がり 次の季節が 容赦なく実を結ぶ わたしはまた 孤独を気どって 物分かりのいいふりをする きみを想わない日がきたとしたら わたしはもう 孤独を気どる必要すら なくなったということなのだろう 明け方 飲み干したように 雨…