猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

2016-10-14から1日間の記事一覧

悲しいのは

悲しいのは 残像のような季節 さびしいのは わずかな希望と残酷さを映す空 恋しいのは いつだってあなたの背中だけだ 衣擦れの音さえ聞こえない あの時間だけだ 雨に染まった あの時間だけだ