猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

冬眠するんだろうか

寒くなったのか

大きい猫の恋人でもできたのか

あの子を見かけなくなった

 

僕も自分ちの大きな猫の隣か

膝の上が定位置で

うつらうつらしながら

冬を満喫している

 

窓の外に鳥や葉っぱがくるくる踊って

素敵な時間が生まれ続ける

ご先祖様は冬眠していたんだろうか

あの子も冬眠するんだろうか

 

そんなことをアブクのように思った途端

ごろごろごろと喉が鳴った