2022-11-21 冬眠するんだろうか 童話詩 寒くなったのか 大きい猫の恋人でもできたのか あの子を見かけなくなった 僕も自分ちの大きな猫の隣か 膝の上が定位置で うつらうつらしながら 冬を満喫している 窓の外に鳥や葉っぱがくるくる踊って 素敵な時間が生まれ続ける ご先祖様は冬眠していたんだろうか あの子も冬眠するんだろうか そんなことをアブクのように思った途端 ごろごろごろと喉が鳴った