猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

満ちているのはいつだって

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疎外感だとは気づかなかった

いや

知っていたから

どうにかなるものでも

どうにかできることでもなかった

 

あの頃は

 

疎外感だと知った

いや

正体をつかんだところで

何かが変わったり

誰かがやさしくしてくれたり

するものではないのだ

 

どこにいても

 

疎外感をつかまえた

そう

ここかしこにいつだって満ちている

 

孤独を選んでも

孤独を選ばなくても