猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

またね。

3月は、忙しない。

寒いのとあたたかなのが数日おきに訪れては消えていく。

 

恋忘れのチョコレート。

涙送りの焼きマシュマロ。

不幸も不義理も花束の奥底にぎゅうぎゅう詰めて、

 

なんでもないよな顔をして、きみに手渡すよ。

卒業おめでとう、またね。

 

ひきずった思い出たちも、またね。

 

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