猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

繰り返し

誰彼ともなく

いつもより念入りに磨き始めて

それは唐突に終わる

 

少し半端に残ったとしても

そこはあまり気にせずに

朝はやってくる

古くなるなどあり得ない

夜もまた同様に

同じ時間は二度紡がれない

 

瞬間ごとに生まれ変わって

瞬間ごとに何かを忘れては

また思い起こすのだ