猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

いつの間にか耳に馴染む

春先から、語学講座に参加している。

通っているわけではなく、アプリとラジオ放送を併用。

ガッツリ1日数時間!という勉強法が合う人に憧れつつも、たとえ数分でもほぼ毎日続ける方法を選んだ。

 

先日、某公共交通機関を利用した。久しぶりの路線である。

行き先案内のアナウンスが、日本語のほか各国語で流れる。日本語の案内は、なんとなく聞き流していたが、ちょうど学習している言語でも音声案内が流れた。

去年までの筆者なら、何語だろうか?と考えるにとどまっていただろう。しかし、この日は違った。驚いたことに、文章として耳に入ってくる。

習いたての否定形。ということは「〇〇方面には行きません」と言っているのだな、なるほど。

〇〇行き、という文もヒヤリングできた。日本語音声が理解の助けになったとは言え、原語のまま聞き取れるとやはり嬉しい。

 

行ったこともない国の言葉だと思っていたが、いつの間に、耳に馴染んでいたようだ。

継続が途切れても、そこからまた始めればいい。きっといいことが待っている。