猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

ほど遠きものなれば

孤独を語るべからず

言霊にのるうちは

真の孤独とはほど遠きものなれば

 

涙も忘れ

寝食も忘れ

笑ふことも怒ることも

この世より消え

 

手放さめど

手放すべけれど

いまいづかたにも構はぬ

さる思ひに満たさる

 

それこそが孤独に

それこそが底にもあれ

 

孤独を語るべからず

言霊にのるうちは

真の孤独とはほど遠きものなれば

 

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