猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

ぼくが俯いている間に世界は終わってしまったのか

窓を開ければ

コンソメキューブ色に染まった空

ぼくは思わず

「かみさま…!」と呟いた

 

季節の境目がなくなって

もうずいぶんとたつけれど

 

それでも

雲も風も空も

輝いていたのではなかったのか

 

それとも

ぼくが俯いている間に

世界は終わってしまったのか

 

窓を開ければ

コンソメキューブ色に染まった空

ぼくは思わず

「かみさま…!」と呟いた

 

 

f:id:Sala-Y:20190601105239j:plain