猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

ある朝-4

口を丹念にゆすいで

チュアブル錠を噛み砕く

コーヒーの香りが広がって

少し遅れてハムエッグとサラダの味に

体の奥まで包まれる

 

食事はそれでおしまい

昔ながらのバタバタした朝の光景は

この時代の人らは

おそらく映像でしか知らないだろう

 

通勤ラッシュという言葉が

辞書から消え

ソーシャルディスタンスは

当たり前になった

(というより星にまだ人がいるのか疑問だ)

 

潤滑油がいきわたっているか

関節部分は問題ないか

3年ごとのメンテナンスが近い

シャットダウンがきても問題ないように

準備しよう

 

そういえば

前にもこんなことg

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