猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

アメと雨

季節は記憶をなくしていた

狂った恋の

あなたの向こう側で

 

風は香りをなくしていた

溺れた恋の

あなたの背中で

 

想い出は光と闇に汚れ

ねじれた鎖の如く絡みつく

 

会いたい

アイタクナイ

忘れたい

ワスレタクナイ