猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

こきおろして

叩きのめしたい

そんな欲望が微かにでも含まれれば

それはすでに

憧れではなく嫉妬であろう

 

似ているのは

自分の世界が狭まりがちだということ

そうして焦点が絞られたとき

自分すら見えなくなる

 

嫉妬は酸味と苦味が混ざっている

憧れは甘味と苦味に彩られる

 

屁理屈だと思うかい?

破綻した論理だと決めつけるかい?

 

あんた次第だがね