予報をなぞるように降り出した
ほら僕だって予言のひとつやふたつは
できるでしょ
くだらなくてなんでもないような
曖昧な冗談をあなたは繰り出して
今朝もわたしをノックアウトする
起き抜けの不機嫌には
なんと言ってもこれが一番だからね、と
笑いが止まらないわたしを見守ってくれている
変だなぁ
同期には「お前のそれ、嫌味がない分イラっとするんだよ」
な〜んて言われたんだけど
ま いいか
いい雨だね、久々に
そうだね〜寒くなるんだよ
来年も
そのさきも
似たような冬の始まりだといいね