猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

もしも許すと決めたなら

もしも許すと決めたなら

あるいは

許そうと思えないのなら

とりあえず

そこから一度はなれるといい

 

時間さえ味方にできない

そんな日は

とりあえず眠ってしまおう

 

忘れることはできない

思い出さないように

努めたとしても

あぶくのように湧いてくる


涙さえ味方にできない

そんな日は

とりあえず眠ってしまおう


いつかまた訪れる朝まで