猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

そこかしこに転がる

胸のつぶれるような

できごとは

指先にまとまりつくものだ

でなければ

指先からうみだすものだ

 

あたしの先輩は

そう言ってニタニタする

 

肝心なのは

自分絡めとられないこと

 

それが口癖だったはずなのにね

先輩