猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

僕はそんな理由で川から離れたそのはず

はしゃいだ言葉に

うっすらまとわる

妬みと嫉みを

鋭く感知し

くしゃみが止まらなくなる

ああ

まただ

消しても隔てても

流れつくものに

今夜も辟易する

 

だから

次第に辛くなって

僕はデジタルの川から

離れた

 

それでも

隠されればかえって

ほじくり返したくなるのは

習い性なのか

結局僕は

くしゃみ覚悟で

たまに川の水を浴びに来てしまう

 

不毛だと百も承知で

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