2020-05-20 療養-3 詩人は嘘をつく ギブス生活の日々は すでに過去になった 無論 すぐに痛みが癒えるものでは ないので 当分は療養の身である 土鍋炊飯しているのは ギブス装着中も変わらず ただ 蓋と器を一度に運べず 洗う時は水とともに ゆるやかな時が流れる 少し前から 何かを新調する時は 軽いもの 自力で動かせるもの 洗いやすい 拭きやすい そんなことに気を遣っており それも幸せで強運であったと 過去の自分にも感謝している