猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

療養-3

ギブス生活の日々は

すでに過去になった

無論

すぐに痛みが癒えるものでは

ないので

当分は療養の身である

 

土鍋炊飯しているのは

ギブス装着中も変わらず

ただ

蓋と器を一度に運べず

洗う時は水とともに

ゆるやかな時が流れる

 

少し前から

何かを新調する時は

軽いもの

自力で動かせるもの

洗いやすい

拭きやすい

そんなことに気を遣っており

それも幸せで強運であったと

過去の自分にも感謝している

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