猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

療養-1

思わぬ事故で

療養中である

そもそもの巣ごもり生活ではあったが

外科的治療を要するため

禍のさなか通院と相成った

 

できないことを

数え上げ嘆くのはなんとたやすいのか

だが不思議とそうはならず

「拍手ぐらいかな」

そんな心持ちで日々を送っている

 

いつの間にか

ワンハンドで卵を割り

炒め物をし

難なく掃除もこなし

(ロボット掃除機という味方がいる)

 

入浴も禁じられてはいないので

汗ばむ季節のお楽しみ

雨だれ打ちではあるが

ブログ更新も欠かさない

Virus防御はすでに普段ごと

 

強がりでなく

そんなに困っていることは

ないので

感謝とともに

予想外に嬉しい戸惑いで

満たされている

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田中 誠さんによる写真ACからの写真