猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

言えなかったし癒えなかった

皮を剥いて

罵詈雑言を刻まれ

何食わぬ顔して元どおりに

 

さいしょの痛みをガマン

そしたら見えなくなるし

傷が癒えたらぜんぶ忘れる

 

そう信じ込んでいるうちに

じわじわじわじわ

中からも外からも崩れていく

 

肌を裂いて

罵詈雑言は刻まれ

何食わぬ顔して元どおりに

 

さいしょの痛みをガマン

そしたら見えなくなるし

傷が癒えたらぜんぶ忘れる

 

そう信じ込んでいるうちに

じわじわじわじわ

中からも外からも壊れていく

 

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