猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

自己紹介#2(仮)

“普通ってなんだよ”


たまにそんなことをぼやきながら

日々を歩く少年でした


目立てばたたかれる

黙っていればたたみかけられる


世の中は不条理の嵐で

だけど

それに磨かれたり鍛えられたりも

したのでした


いっぱしの大人になって確信しました

多分

ぼくは自分がそんなに好きではないのです


うっかり好きってことにしてしまうと

どうにも自分を甘やかして

うつつを抜かして

怠けきってしまうから


それがとても怖いのです


だから

ぼくは自分の感情をいつだって

ほんの少し宙ぶらりんに

きみにやさしく振舞ったりも

できる


とまあ

そんなわけなのです