猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

説明

まがりかどに誘われいけば

闇も空も払いのける

静謐の路地裏に佇むのは

人とも妖しともはかりかね

影を持たない種族の

店とも倉庫ともつかない部屋で

売っているのが

“おしまいのミルク”