猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

後悔

後悔も苦しみも

いまは時の海に沈めて

青く濡れそぼった命を抱く


甘いだけの言霊なら

食べ飽きたはずなのに

星が落ち続ける闇に紛れ込むことしか

できなかった


後悔も悲しみも

いまは記憶の奥に追いやり

白く発光し続ける心に寄り添う