猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

体の中で

確かめても迷っても

最後にあたしにかえってくる


進もうが戻ろうが

結局あたしが置き去りになる


詰めこみすぎた古いもの

喉につかえる新しいもの

程よくわけなく溶け合えば

どんなに楽だろう


体の中で

胸の中で