猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

布団に抜け殻雲に落書き

布団に抜け殻

雲に落書き

雨のカーテンは

とんでもなく遠くて

夕方から荒れ模様だなんて

お天気アプリを見ても

信じられない


冬は重くさびしく

きみの声がやさしく響く

嫌いになれないのは

孤独すぎる季節だから


聖夜の恋人たちはすでに

他の誰かと手をつなぎたがっている

ほら

至るところで