サンタクロースの存在を
二親から否定される
それもずいぶんと早いうちから
そのことを
さびしいとも不条理だとも
思わなかったけれど
おとなになって
12月は特別な存在になった
夢見ることも
子どもらしくふざけることも
許されず
人形やぬいぐるみに
八つ当たりした
そのことを
頭で受け入れ
心でイヤイヤをして
顔には出さずにいたけれど
おとなになって
他愛のない冗談に大笑いするようになった
遠い昨日に復讐しても
何も変わらないのに
愛がなかったわけではないのに
サンタクロースの存在を
二親から否定される
それもずいぶんと早いうちから
そのことを
さびしいとも不条理だとも
思わなかったけれど
おとなになって
12月は特別な存在になった
夢見ることも
子どもらしくふざけることも
許されず
人形やぬいぐるみに
八つ当たりした
そのことを
頭で受け入れ
心でイヤイヤをして
顔には出さずにいたけれど
おとなになって
他愛のない冗談に大笑いするようになった
遠い昨日に復讐しても
何も変わらないのに
愛がなかったわけではないのに