猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

ぼくの

不安を煮詰めた

真っ黒なコーヒー

きみは

さも美味しそうに

くいっと飲み干して

いつものように

にっと 笑うんだ


なんでもないことのように


それから

ぼくの背中をどんってやって


平気

大丈夫

ごめんね

ありがとね

大好きよ


魔法をかけるんだ

世界を見失わないで

いられるように