昨日
あたしの気持ちはとじていて
何かをこっそり育ててたんだ
反抗心だの 反骨心だの
ノコギリで自分を削ぎ落とすように
あたしの気持ちは狭くなって
何かをこっそり育ててたんだ
これはこう
それはそう
誰かが正しいといったから
誰かが間違いといったから
ぐるぐる振り回されていたんだ
いつものように暮らしていても
イーストのご機嫌が悪ければ
パンは膨らまないし
雨の日は誰もが逆さまの街を見上げてる
気持ちがとじていると
そんなことも忘れてしまって
育てなくてもいい種を
抱きしめがちになるんだ
昨日はそんな日だったんだ