猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

いつかの春の

背中をくっつけあって

もう暑いよって照れた

淡いピンクの花より

心がふわふわして

人も雲も飛び越えられたね


恋人つなぎして

汗でちゃうよって照れた

こぼれるピンクの花より

体がほわほわして

心も時も飛び越えられたね


好きを疑わなかった

若さを疑わなかった

命を疑わなかった


いつかの春の日