猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

バイバイ

背中を見ていたくなくて

ひとつ前のバス停で降りた


憧れて憧れて

叫びたくなるほど大好きだった


横顔を見られたくなくて

うつむいたままバスを降りた


あとからあとから

ポロポロあたしが流れ落ちた