猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

ごろん、と食卓に転がして

そのままソファに倒れ込む


今日を

何通りの声で

何通りの顔で

何通りの名前で

過ごしたのだろう


そして


明日を

何番目の主張で

何番目の色彩で

何番目の涙で

満たすのだろう


ごろん、と食卓に転がして

そのままソファに沈み込む


安らぎにすら気づかないまま