2016-01-29 破片 散文詩 目の前に ザラザラと破片が漂う 不規則な色 バラバラな形 パズルのピースにもなりゃしない 目の中に こぽこぽと破片が浮かぶ ぬるっとした風に瞼を閉じれば 僕の眼球に しがみついていた 何ごとも なかったように しがみついていた