猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

肉厚

肉厚の悲しみが

徐々に薄れていく


それは

肉厚の幸せより長く

舌の上に残るけど


噛み締めて

味わって


ゆっくりゆっくり

心の中で消化する


ゆっくりゆっくり

あなたの中で命になる