猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

透明な空

透明な空が

伸ばした腕に絡みつく

 

透明な空の

まだ向こう側にいながら

昨日の夢が甘く叫ぶ

 

透明な空と

ひたむきに見つめ合う

波に浮かぶ抜け殻になって