猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

梅雨空の下を歩く

早すぎる季節の訪れを

もう僕たちは不思議とも思わず

過ごしている

 

強すぎる風雨を

もう私たちはおかしいとも思わず

過ごしている

 

指先から不安に満たされる日常にも

すっかり慣れ

梅雨空の下を歩いている