猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

結末を知っていても

何度目だろう

 

これからきみにぶつけられる言葉も

そのあときみに投げつけた感情も

つぶさに覚えているはずなのに

 

何度目だろう

 

ぶつかりあった果てに

何が起こるのか

ふたりはよくわかっているはずなのに

 

人はどうしようもなく

繰り返すことが

好きなのかもしれない

 

結末を知っていても