猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

君に会いたい

落とした

君に今

一番手渡したい気持ちを


僕は急ぎすぎて

時の流れに落とした


どんな形だっただろう

どんな色だっただろう


冷たかったのか

温かかったのか

誰も僕に教えてはくれない


急ぎすぎた気持ちは

急ぎすぎた時代に

こうして置き去りにされるんだね


それでも会いたいよ

君に