本と服とレコードは お墓に持って行けないのだから 自分に何度も言い聞かせ 手放し続けた 部屋の中は空洞に 心は安堵に満たされる それでも何か捨てられないかと 数え続けるのが人というもの ある朝 数えるものがついになくなり 残り時間を数え始める 日めく…
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