折るたび静かに 影が立ちのぼり あなたの指先が隠れてしまう あらあらダメよ 可笑しそうにその人は しっかりついた折り目を 開いたり閉じたりしながら ぼくの前足から 器用に逃げる 鶴が座り 花がころがり 風船が舞う そのうち少し大きめの箱が出来上がって …
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