あの子の鏡はふたりを映し 私の鏡は孤独を映す ふう、と足元目をやれば ロボット掃除機走り去り 不機嫌空に押しつけて さびしくないぞ、と舌出した あの子の瞳はあの人映し 私の瞳はふたりを映す ふう、とスマホに目をやれば 「少し遅れる」LINEが光る
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