猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

2015-05-12から1日間の記事一覧

saka-miti

登り始めはワクワクして 真ん中らへんではドキドキして そっと振り返ってみたりもする 迷いながら泣きながらたどり着いた先に キラキラの風が頬に触れて もっともっと遠くまで歩いていける もっともっと遠くまで歌声が広がっていく 心の向こう側に広がってい…

夜がつれてくるものは

夜が連れてくるものは いつも小さな灯たち 遠い記憶の雫から 拾い集めた欠片たち 夜が教えてくれるのは いつも小さな言葉たち やさしい舌は偽り奏で ほころびかけた夢を抱く