猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

余迷い

絶望と納得を繰り返しながら

終わりを見据えていく

ため息の理由は自分の中にあるのだから

一度は取り出しておけばいい

死と忘却が訪れいずれ消えてしまうだろう

あんなことも

こんなことも

抱えすぎてもしょうがない

見すぎても仕方ない

ああそれでも

生きていれば何かに触れて

生きていれば心は動く

あんなことにも

こんなことにも

迷いこむのだ