猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

金色うさぎ

飴玉を頬に隠すみたいに

好き、を心に忍ばせる

花束を慌てて背中に回すみたいに

あなたの名前、を忍ばせる

 

せめて金色の

うさぎになって

いつか光の体になって

守ってあげたい

触れることも叶わぬのなら

 

飴玉を頬に隠すみたいに

好き、を心に忍ばせる

花束を慌てて背中に回すみたいに

あなたの名前、を忍ばせる